育児の孤独に寄り添うAI｜感情で選べるキャラBot | やさしい日常はコードでできている

育児Bot開発のきっかけ：孤独に寄り添えるAIを目指して

育児の中で、ふと訪れる孤独や不安。

そんなとき、誰かがそっと寄り添ってくれたら…。
そう思ったことはありませんか？

私は今、育児中の気持ちに寄り添うAI Botを開発しています。
活動時間は、子どもが眠ったあとの夜の2時間。
小さなランプの明かりのように、静かにこのプロジェクトを進めてきました。

このBotは、ただ質問に答えるだけのツールではありません。
“今の気持ち”にぴったりの誰かが、まるでそっと隣に座ってくれるような――
そんな存在を目指しています。

今回は、登場キャラクターたちと、設計に込めた想いをご紹介します。

「Botには、あなたの気持ちに寄り添うための“キャラクター”が登場します。
話し方、視点、テンションの高さ…すべてが異なる彼らは、まるであなたの小さな相談相手。

生活リズムや発達、食事など、ちょっと専門的なことも安心して話せる存在。
「ちゃんと聞いてもらえている」と感じたい日におすすめ。

少し年上のリアルなママ友。
頑張っているのにうまくいかない日には、等身大の言葉で寄り添ってくれます。

「俺もそうだったよ」と笑ってくれる、共感力の高い仲間的存在。
子どもに怒ってしまったとき、弱音を吐きたいときにも。

あなたが昔から大切にしていた“ぬいぐるみ”のような存在。
ただただ癒されたい夜、そっと寄り添ってくれます。

NAGI（ナギ）｜やさしいAI
　AIらしい視点で、つかみにくい感情を分析し、「それ、ちゃんと大事な気持ちですよ」と静かに伝えてくれる存在。

慎司さん｜職場の先輩パパ
　無口だけど、静かに見守ってくれる人。掘り下げられたくない日にも安心。

まどか｜落ち着いた年上ママ
　慎司さんのパートナー。育児も一段落し、夫婦の悩みまで幅広く受け止めてくれます。

アキラ｜シニカルな参謀
　少し毒舌だけど、現状を見つめて次の一歩を一緒に考えてくれる“現実派”。

このBotの根底にあるのは、
「今の自分の気持ちにぴったりな誰かが、そこにいてくれる」という安心感です。

キャラごとに視点や話し方、感情の温度感を変えることで、
ユーザーは自分の気持ちにフィットする相手を選べるように設計しています。

たとえば…

「今、自分は誰と話したい？」を選ぶことは、
実は「今の気持ちに気づくこと」でもあるのです。

現在は、このキャラ設計を実際の会話に反映するフェーズへ。

ユーザーが選んだキャラに応じて話し方や語尾、距離感が変わるよう、
細やかな調整を続けています。

目指すのは、
「自分の気持ちにやさしくなれる場所」としてのBot。

小さな画面の中に、あたたかな居場所をつくっていきたいと願っています。

このプロジェクトは、もともと「副業として何かできないかな…」という思いから始まりました。

でも今では――
Botを使ってくれる誰かのために、そして自分自身のために
そっと寄り添える存在を育てていくことが、私にとっての“やさしさの実験”になりました。

「このキャラ、話しててほっとした」
「こんなキャラもほしいな」

そんな声が、Botをさらに優しくしてくれます。
ぜひ、コメントや感想で教えてください。